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国際関係論
 
二十一世紀の日米関係について

私がアジアとの付き合いを主張し、アメリカにもはっきりものをいうべきだというと、日本国内ですぐにあいつは反米だという声が上がる

日本がいつまでもアメリカの言いなりになっているということの意味を、日本人は、アジアのためにも深く認識しておかなければならない

いつの間にか日本は、国家としての意思表示を欠き、世界中のどこからも疎んぜられる「商人国家」に成り下がってしまった

アメリカのむちゃな要求には「NO」と言えばよい

私たちはアメリカのように勝者至上主義ではない。アメリカがつぶれてしまってよいとは思っていない

 
対中国外交について

今の日本人には中国に妙な原罪意識があるが、まずそれを払拭して中国と対等のゲームを行えばいいのだ

中国が日本から経済援助をもらって当たり前という態度の背景には、戦争での侵略への賠償として日本が援助するのは当然だという考え方が見えすいている

私が恐れるのは、もし日本が誰よりも相手に悔られ、その矛先が最初に尖閣諸島に向けられ日本がそれに屈した時のことである

このごろ中国は、沖縄県はもともと中国のものだと言い出した。尖閣諸島にしても、アメリカの占領下にあった時は何も言わなかったのに、日本に返ってきたら、中国は急に居丈高に占有権を言い出した

 
アジア、その関係と歴史の総括

アジアと日本の関係を考えるとき、いつになってもきまってさきの大戦への謝意の有無が取り沙汰されるのはどうにかならないものだろうか

日本の左翼の連中が今でもしきりにアジアの人たちにかけた迷惑を反省するのもいいが、もう少し歴史の事実の総量を踏まえてものを言ったらいい

私は何も一〇〇パーセント、大東亜戦争を賛美するつもりはありません。あの戦争の発端は、西欧の列強に伍して軍事国家としての日本を維持することにあったことは確かでしょう

たとえば半世紀前のあの太平洋戦争にしても、ただ敗れたがゆえに「日本が悪かった」というような短絡的な見方で片付けるだけでは、物事の本質は一向に見えてはこない

韓国、台湾、シンガポールなど経済がうまくいっている国々は、日本が戦前に統治したことのあるところばかりです

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